ヨガ

■ココロヨーガ通信 No3・・・大宰府散策日記 by COVA

三月に入り少しずつ春の気配が感じられるようになってきましたね。

紅梅、白梅、菜の花の黄色そして淡い桜色の花びら。次々と春の花が開花していくこの時期は

色からも植物のエネルギーを感じられて、心も明るく何だかうきうきと前向きになります。

もうそろそろ梅の花が満開になってくる太宰府、まだ寒さが厳しい一月、ヨガの仲間と散策をしました。

太宰府といえば太宰府天満宮や九州国立博物館(そして忘れてはいけない梅ヶ枝餅!)。

いつも沢山の人々で賑わっていますが、今回は静かにのんびりと古都の雰囲気を味わいたかったので、

都府楼駅から政庁跡、そして戒壇院、観世音寺をゆっくり歩きました。

ほんの少し離れただけで天満宮の喧騒が嘘のように静かな地が、いつ行っても変わらずに待っていてくれます。

天神から電車にほんの数十分乗ってきただけで空気も一変、都府楼駅に降り立ちきれいな空気をすーっと

吸っただけでもう気持ちが少し和んでいるのを感じます。

今回はヨガで繋がった四人が「映画 地球交響曲」のご縁で知り合った太宰府案内人のSさんに

太宰府の歴史を教えてもらいながらの散策。

bodaijyu

まずは腹ごしらえ(笑)ということで、Sさんが予約して

くださっていたお店でお昼ご飯をいただきました。

星野村出身の素敵なご夫婦が営んでいる素敵なお店。

日本茶を販売している店内でひとつひとつ丁寧に

手作りされたお料理は、お店の方の人柄そのままに

心がほっこりする味わい深いものでした。

たまたまこの日は‘女正月’の日で美味しい小豆粥と

食後には奥様が立ててくださったお抹茶&和菓子までいただきました。

あまりにくつろぎすぎて、この後の散策の時間が無くなりそうになり(笑)、

お腹も心も幸せいっぱいのまま、まずは政庁跡へ。

今はもう礎石だけが残る広~い場所の中でひときわエネルギーを

強く感じるスポットがあり、その場所で記念写真を撮りました。

そばの資料館の中では歴史的な事柄を説明してもらい、発掘されたものや

宴を再現したジオラマを見ながら、皆でしばし歴史のひと時にひたっていました。

政庁跡から戒壇院までは田畑も広がるのどかな道を歩いていきました。

途中にある隠れた名所へも案内してもらい、もうここまでで満足度100%!

でもここからさらに戒壇院と観世音寺の仏像にお会いするという今日一番の目的が残っています。

鑑真さんゆかりの戒壇院。ここは日本の三戒壇のひとつ。普段は本堂の中には入ることは

出来ないので外から「盧遮那仏(るしゃなぶつ)」を拝ませていただきます。

「るしゃなぶつ」とはサンスクリット語の‘ヴァイローチャナ’の音訳で‘光明遍照’を意味するそうです。

そして観世音寺の宝蔵へ。数年前に初めてここへ入った時の感動は今でも忘れられません。

長年福岡で暮らしているのにどうして今まで知らなかったのかと不思議に思うほど素晴らしい

仏像が収蔵されています。

心惹かれた方は是非足を運んでみてくださいね。

戒壇院には大きな菩提樹があり6月には可憐な柔らかな黄色の花が咲き、満開になった花の

下に佇むととても優しい香りに包まれます。今年も6月になったら菩提樹に会いに行こうと思っています。

(写真は菩提樹の花、政庁跡での記念撮影)  

スタジオインストラクターによるリレー投稿、 次はみわさんにお願いしま~す!!   By COVA

dazaifu

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